自己資本利益率(ROE)とは?

2020年3月21日

今回は、会社の資本をどれだけ活用できているかを計る方法を説明したいと思います。

この指標には自己資本利益率(ROE:Return on Equity)があげられます。

自己資本利益率(ROE)は、株主が出資した資金を会社がいかに効率よく使って、利益を得ているかを計る指標です。

株主から見ると、自己資本利益率(ROE)が高い会社は、投資したお金を使って効率よく稼いでいる会社だと見ることができます。反対に、自己資本利益率が低い会社は、効率の悪い会社だと判断され、投資家からそっぽを向かれてしまいます。

自己資本利益率(ROE)の計算

自己資本利益率の計算は、当期純利益を自己資本で割って算出されます。

自己資本利益率(%)=当期純利益÷自己資本×100

日本の企業は海外に比べ、ROEの数値が低いことが投資家から指摘されていました。これを受け、最近では積極的にROEを向上されるための努力をしている企業が増えています。

ROEを向上させるには

ROEを向上されるには大きく分けて、利益を増やす、自己資本を小さくするといった2つの方法があります。
自己資本を小さくするには、市場に出ている自社株を買い戻して償却したり、株主への配当を増やす増配を行います。

デュポンシステム

ROEを向上させるポイントを把握するために、ROEの分母と分子をそれぞれ売上高と総資産を掛け合わせて3つの比率に分解する分析方法を「デュポンシステム」と呼んでいます。

これは、もともと米国のデュポン社が使い始めたことに由来します。

デュポンシステムによるROEの分解式

ROE=(当期純利益/売上高)×(売上高/総資産)×(総資産/自己資本)

=売上高当期純利益×総資産回転率×財務レバレッジ

このように分解することができます。

株式投資

Posted by ike