配当利回りを使って割安な株式を探す
配当利回りとは、株価に対してどれだけ配当金が支払われているかを示す指標のことです。
配当利回りが高いと、投資金額に対してのリターンが多く得られます。配当利回りの計算式は次のようになります。
配当利回り(%)=1株あたりの配当金÷現在の株価×100
一般的に、配当利回りが高いほど株式は割安と考えられています。
例をあげてみると、株価が1,000円の銘柄で1株あたりの配当が30円であるとすると、配当利回りは
配当利回り(%)=30円÷1,000円×100=3%となります。
配当利回りが3%の株を100万円分権利確定日までもっていれば、
100万円×3%=3万円の配当が支払われます。
ちなみに、日経平均225銘柄の平均利回りが約2%です。
また、米国では株主還元意識が強く、米国株には配当利回りが5~6%の銘柄が多くあります。
利回りが5~6%というのは、美味しい話のように聞こえますが、外国株を購入する際は国内株に比べて手数料が割高になることが多いので注意しましょう。