退職代行サービスを考える
退職代行サービスが最近何かと話題になっていますね。
特に過酷な労働環境にいる方は他人事ではないのではないでしょうか。
あのホリエモンもYouTube動画の中で退職代行サービスに触れていました。
ホリエモンは「退職代行サービスを使うくらいならバックレろ!」と相変わらずの物言いでした。
退職代行サービスとは
退職代行サービスとは名前の通りですが、退職の意思を依頼者に代わって会社に伝える代行サービスのことです。
2018年にNHKのクローズアップ現代で取り上げられたことで世間に認知され始めました。
なぜ退職代行サービスを使うのか
退職代行サービスに依頼するケースは
- 人手不足を背景に退職を受け入れてもらえない
- 上司に怒鳴られたくない
- 退職の意思を示しても返答がない
- 損害賠償請求をされそうで怖い
- 辞めるだけでなく残業代を請求したい
中でも退職の意思を示しても会社側が取り組んでくれない、などの場合に退職代行サービスに踏み切るケースが多いようです。
退職代行サービスの注意点
即日退職はOK?
退職代行サービスを使っても原則即日退職はできません。退職の申し入れから2週間経過することで雇用関係が終了します。
弁護士法72条
弁護士でない非弁業者が伝言の域を超えて会社と交渉することは弁護士法72条違反となります。
残業代や退職金の交渉、または会社から損害賠償請求された際の交渉は非弁業者はできません。
非弁業者はあくまで依頼者の「伝言」を行うだけなので、会社と交渉したい場合は弁護士の退職代行サービスにしましょう。
まとめ
まじめな人ほど周囲に気を使い、自身から「辞める」と言うことができないものです。
身体やメンタルを崩す前に退職代行サービスを考えるのもありだと思います。