毎月分配型投資信託とは
金融機関から勧められる金融商品に「毎月分配型投資信託」があります。毎月一定額のお金を受け取れるので年配者に人気の投資信託ですが、一体どのような商品なのでしょう。
毎月分配型投資信託とは
名前の通り毎月分配金が支払われる投資信託です。毎月一定額お金を受け取れるのですが、預貯金の利息とは異なり投資信託の純資産の中から支払われます。
分配金が支払われると
分配金が支払われると基準価額が下がります。
基準価額とは
投資信託の一口あたりの値段のことです。
総資産総額を総口数で割ると基準価額が算出されます。
総資産総額/総口数=基準価額
分配金には2種類あります
- 普通分配金
- 特別分配金
普通分配金は運用益から支払われるものですが、特別分配金は自分が支払った元本の一部を切り崩して支払われています。
毎月分配金を受け取るのは資産形成に不利?
毎月運用益が分配されてしまうと投資の複利効果が減ってしまいます。また分配金を再投資する際には税金の分だけ運用面で不利になってしまいます。資産形成という点では分配金があることは非効率です。
まとめ
毎月分配型投資信託は金融庁から不利な金融商品と名指しされた過去があります。毎月分配型投資信託を資産形成として考える場合は熟慮する必要があるとおもいます。